(社)日本植木協会コンテナ部会の研修会

日本植木協会コンテナ部会は昭和56年「日本ポット樹木協会」と「東京グランドカバー研究会」が合体し「ポット部会」を設立、平成2年「コンテナ部会」と改称しました。現在部会員176名です。

今年度は7月5日から7日の3日間、徳島県と高知県において66名が参加して国内研修会が実施されました。その視察の様子をご紹介します。

7月5日 (有)半田植物園でオリーブ園の視察

弊社のbiopotZ品番(バイオマスマーク認証)を使っての育苗が、見事に成功、実証されていました。挿し木にて発根したオリーブの苗をZPFacH30-9にて育苗、ポットもしくは露地栽培にて栽培しておられます。育苗後の植え替えでは、容器剥離が不要となり定植後の成長も良好との評価をいただいております。

半田社長のオリーブ圃場での説明風景ZPFacH30-9で育苗・管理圃場に移植、もちろん容器剥離無しで

日本各地で栽培されているオリーブ、明治41年(1908年)に香川県・三重県・鹿児島県で栽培が開始され、唯一、香川県(小豆島)で成功いたしました。日照時間・降水量などの諸条件が適したと思われます。その後、生産技術の進化で全国に広がり今日に至っております。

小豆島ではオリーブ園の拡大を図り積極的な取り組みが行政主導の下行われております。各地でも緑化樹としての栽培、民間工事を中心に植栽も広がりを見せております。オリーブが国内で果樹としての栽培開始から来年は100周年にあたります。100周年に向け様々なイベントが企画され、今後オリーブの需要が益々増加されるようです。

7月5日 山地緑化センター

色々の花が咲きそろい、見ごたえのある売店と周辺施設は、見事でした。

社長の説明

7月5日 月見ケ丘海浜公園

徳島空港周辺整備事業の一環で造成された海浜公園の広大な敷地には様々な樹木が植栽されていました。ロッジなどが併設され市民の憩いの広場として開放されています。

工事により埋め立てられた砂浜を復元する為、隣接地に砂浜を造成し、自生していた海浜植物を移植し自然回復工事がなされており、工事に際して自然の回復にも努力されたことが感じられます。

公園施設の屋内会場において、海浜公園の整備に参画した(株)徳島県植物市場・高橋社長から、芝生の手配のご苦労など工事での興味あるお話をしていただきました。

熱心に聞き入る部会員

7月6日(株)徳島県植物市場


コンテナ栽培植物が見事に栽培されていました。

7月7日 東洋園芸食品(株)

コンテナ栽培植物が、種々栽培されておりました。

7月7日 山田種苗園

圃場から事務所に栽培樹木が運ばれ展示されていました。(オリーブなど)

7月7日 岡宗農園=メリーガーデン(売店)

岡宗社長の目標(夢)《山羊や羊と共生する農園》がメリーガーデンの名前の由来とのこと。

社長の熱の入った説明の様子

圃場視察後、社長の計らいで清流の恵み《熱々のヤマトテナガエビのから揚げ》、荒磯のギャング《ウツボのたたき》、糖度抜群の《ミニトマト》など地元特有の食材が用意され、飲み物と共に参加者の胃袋に納まりました。

ミニトマトも糖度抜群熱々のヤマトテナガエビのから揚げ荒磯のギャングウツボのたたきいずれも珍味で、はじめて口にしたとの驚きの声や、美味しいとの声が多く、なごやかな雰囲気に包まれました。

3日間、非常に有意義な研修会でした。この研修を通して、部会員同士の親睦が図られ、栽培技術や品種などのヒントを得、今後の“緑化樹生産の未来”を土産にそれぞれの地へと帰って行かれました。

☆7月6日に視察した、「牧野植物園」の概要は、植物を育てている専門家として、極めて興味深いものでした。
多くの方に詳細を紹介するため、別に掲載しますので、ぜひご覧ください。